金メダルを獲得したベンチッチ「アスリートにとって最大のイベント」<東京オリンピック>。

東京オリンピック(日本・東京)の女子シングルス決勝で、第9シードのB・ベンチッチ(スイス)が、世界ランキング42位のM・ボンドロウソワ(チェコ)を7-5、2-6、6-3で破り、スイス女子初の金メダルを獲得しました。

現在、世界ランキング12位のベンチッチは、2017年に手首の怪我で約5か月間ツアーを離脱し、一時的にランキングを318位まで落としましたが、2019年シーズンにはツアーで2勝を挙げ、昨年2月にはキャリアハイのランキング4位を記録しました。

今年は、2月の「アデレード国際」(オーストラリア・アデレード、ハード、WTA500)と6月の「Bet1オープン」(ドイツ・ベルリン、芝、WTA500)で準優勝しましたが、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン、ハード、グランドスラム)では3回戦で敗退しました。全仏オープン(フランス・パリ、レッドクレー、グランドスラム)では2回戦、ウィンブルドン(イギリス・ロンドン、芝、グランドスラム)では1回戦で敗退しました。

ベンチッチは、金メダルをかけたボンドロウソワとの最終セットで5-3でサービング・フォー・ザ・マッチを迎え、マッチポイントでボンドロウソワのバックハンド・リターンがアウトになると、コートに崩れ落ちて歓喜の涙を流しました。

女子テニス協会のWTA公式サイトには、勝利後のベンチッチのコメントが掲載されています。

“私にとって、これはアスリートにとって最大の喜びです。2つのメダル、そのうちの1つは金メダル、そしてもう1つ(ダブルス)のメダルを獲得したことが信じられません。

“笑っていいのか、泣いていいのかわからない。こんなことになるとは思わなかった。人生をかけて戦ってきて、それがうまくいった。うまくいったことが信じられない。”

ベンチッチは、1月1日15:00に行われるV.ゴルビッチ(スイス)とのダブルス決勝で、B.クレチコバ(チェコ)、K.シニアコバ(チェコ)と対戦し、単複の金メダルを獲得します。